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何度も聴くと味わいが深まる曲「歌を贈ろう」
多くのヒット曲を生んでいる竹内まりやが手掛けた曲が、ドラマのエンディングで流れる「歌を贈ろう」です。
最初に聞いたときは「合わない!聴きたくない!」という感想が正直なものでした。ドラマ自体が令和の高校、教師を舞台にしたものなので、オープニング曲はパリピな感じのものだったからです。なので正反対真逆という印象を持ちました。
しかしドラマの7話目をみたところで、ふとフルで聴いてみたくなり聴いてみましたら、あら不思議、とても刺さるというか、こんな良い曲スルーしてたんか...という気持ちになりました。
このドラマが前半はパリピな感じで、後半~エンディングでしんみりするというのがスタイルなので、それに合わせた形だとは思うのですが、歌詞がやはりリンクしており感情移入してしまえる点はさすがと思います。老獪に練りに練りこまれたメロディ、歌詞、演出が見事で、ドラマタイアップ曲として素晴らしい。ドラマありきで作られた、先に曲が出来てからドラマ、どちらかは分かりかねますが、どちらにしても感動の一曲、聴いたものをしっとりさせる竹内まりやさんの歌唱力、表現力が詰まった渾身のヒット曲と言えるのではないかと思います。