ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO

ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO

『ソードアート・オンライン』は、川原礫による日本のライトノベル作品である。アスキー・メディアワークスより出版され、全巻発行部数は1,000万部を超える。アニメ化や漫画化、ゲーム化などのメディアミックス展開も行われている。
本作は当初、第9回電撃ゲーム小説大賞応募用に執筆された作品だったが、ページ数の問題で応募ができず、ウェブサイトにオンライン小説として掲載されていた。その後川原が別作品で電撃小説大賞の大賞を受賞。その際に担当編集者が本作を読んだことで商業化につながった。
本作はログアウトができなくなりゲームでの死が現実の死に直結してしまった仮想現実MMORPG「ソードアート・オンライン」(SAO)、SAOの一部のプレイヤーが閉じ込められた「アルヴヘイム・オンライン」(ALO)など、仮想世界をめぐる様々な事件が描かれる。
本作は、バトル要素やラブロマンス、サバイバル要素などが絶妙に組み合わされた魅力的なストーリー展開や、キャラクターの細かい描写が特徴で、多くのファンを獲得している。

anime_newのレビュー・評価・感想

ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO
10

一気見して感動。見ずに放置していたことを後悔

『ソードアート・オンライン』は私が今まで見てきたアニメの中で最高傑作でした。記憶を消してもう1度見直したい程です。
アニメの長編はアインクラッド、フェアリーダンス、ファントムバレッド、エクスキャリバー、マザーズロザリオ、そしてアリシゼーションと話数が多いのですが、まだ見ていない方は見ることを強くおすすめします。
特にアインクラッド編は、脱出することのできないデスゲームの緊張感と、キリトとアスナの深い愛情を目の当たりにし非常に感動しました。結末の予想できないハラハラ感が見ていてたまりません。
フェアリーダンス編ではさらにキリトのアスナに対する愛を再認識できるとともに、血の繋がらない兄妹の近づきたいのに近づけない距離感は見ていて心が締め付けられます。その後の話の展開を含め、キリトとアスナは深い愛情で繋がっているからこそ乗り越えられる試練が数多くあります。何かとトラブルに巻き込まれるキリトは何度も命の危険にさらされますが、アスナはキリトのことをいちばん近くで見守り、必ず無事で自分のもとに帰ってくると信じています。そしてアスナが自分を見失ったり危機に瀕しているときは、キリトが必ずそばにいてアスナのことを命懸けで守ろうとします。
『ソードアート・オンライン』はゲームに関連した事件が起こることが多いですが、深い愛情で結ばれたキリトとアスナに心打たれる場面も数多くあります。全く見たことがない方、途中で見るのをやめてしまったという方は本編を最後まで見てほしいと強く思います。