ハリーポッターと狼男
世界的にも有名な「ハリー・ポッターシリーズ」は、J・K・ローリングによって書かれたファンタジー作品である。「ハリーポッターシリーズ」の第3話目である『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』は、ポッターやハーマイオニーといった子供達が少し成長している姿を見ることができる。また、今作にはダンブルドア先生の推薦で闇の魔術に対する防衛術を得意とする教師リーマス・ルーピン先生が登場。
魔法学校へ向かう汽車に乗っていたハリーたちは、闇の生物であるディメンターに襲われそうになる。同席していたルーピン先生は眠りについていたが、ディメンターが現れると目を覚ましハリーたちを助け、その後ハリーにすかさず気持ちが落ち着くと言ってチョコレートを渡した。躊躇なく食べようとするハリーにまだ子供の素直な心を見ることができる。ルーピン先生の授業は子供達に人気となるが、果たして善人なのか悪人なのかが見どころである。
ハーマイオニーは時間を調整できる時計を手に入れ、この魔法の道具を使って授業を掛け持ちしたりあらゆる場面で使っている。
この話の中心となるのがシリウス・ブラックで、ヴォルデモートの手先としてハリーの両親の死に関与した人物とされている。友人のピーター・ペティグリューと12人のマグルを殺害した罪で、12年も投獄されていたが脱獄。しかしシリウスは無実の罪で捕まっていたこと、実はピーターが裏切り者だったことを知る。ハリーたちはピーターがネズミに変身していたことに気付くが、捕まえることはできずに逃してしまった。
ルーピン先生とシリウスという人物はどういう人だったのか、ハリーたちが使う魔法には何が出てくるのかが見どころとなっている。