スピード

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『スピード』(原題: Speed)とは、1994年6月に公開された、アメリカのアクション・スリラー映画。日本では1994年12月に公開された。監督はヤン・デ・ボン、脚本はグレアム・ヨストが務めている。減速すると爆発するという危険なバスから乗客たちを救い出すため、SWAT隊員の主人公が奮闘する。SWAT隊員のジャックをキアヌ・リーブスが、事件に巻き込まれた女性アニーをサンドラ・ブロックが演じた。本作は批評的にも興行的にも成功を収め、1997年には続編である『スピード2』が公開されている。

Retr0geaRのレビュー・評価・感想

スピード
7

タイトルなし

1994年に公開されたアクション映画で、主人公のSWAT隊員が爆弾魔の犯行を防ぐために奮闘する姿を描く手に汗握るアクション大作です。
「スピード」と言うタイトルからも感じられるように展開もハイスピードですが、爆弾魔によって一定のスピード以内に走り続けないと爆発する爆弾を仕掛けられた事により、止まることなく走り続けなければならなくなったバスも表していて、バスの乗客たちを救出するくだりも本作の手に汗握る展開の見どころとなています(2では豪華客船が止まらなくなり、2作ながらもこのシリーズの最大のウリに…!)。
本作はダイハード以降低迷が続いていたアクション映画にも大きな反響をもたらし、日本含め世界でも大大的なヒットを記録し、アクション映画業界を活気づけた事に関しても評価される一作で、監督のヤン・デ・ボン氏や主演のキアヌ・リーブス氏の名を広める出世作にもなりました。
クライマックスでも止まらなくなった地下鉄からの脱出と言う展開になっていますが、バスからの脱出がメイン(それとお腹一杯)だったので多少トーンダウンした印象もありました。
ラストでキアヌ演じる主人公ジャックとヒロイン・アニーが窮地を乗り越え結ばれたような感じになりましたが、次回作ではキアヌは出演はなかったので別れたことになった設定になり、この辺「オトナの事情」を感じさせてしまう形に(苦笑)。