クラフトビール専門漫画
ビール嫌いは少なからずいる!仕事終わり、飲み会に出席する方々は少なからず覚えがあるだろう。
「じゃあ何飲む?」「とりあえず、みんな生ビールで良い?」「良いよ〜」と賛同する声に対して、自分は「え?ビール?苦いしちょっと苦手だなぁ。だけど、ここで自分は違うのなんて言えないしなぁ。」「じゃあ、それで、、」と少なからず、心の声と葛藤した日はあると思います。
大人の飲み物として中心にあるビールが、基本的に大人社会でのコミュニケーションツールとして浸透している事が常識なのでしょうか。しかし、中々それに馴染めない人も存在します。
ビールが嫌いな人はビール=苦い飲みモノなんてイメージが先行する事も。そんな人に飲み会での選択肢のひとつとしてお勧めするのがクラフトビールです。
また、最近はクラフトビールを扱った飲み屋専門店が数多く存在しています。
「ビールなのに甘い?フルーティーな香りがする!」「全然苦くない?これがビール?」
そんな世界観を堪能したい読者にこの漫画をお勧めします。
きっかけはビールが苦くて美味しくないという妻の発言でした。そんな時に「クラフトビールの漫画があった」と妻が見つけ、購入した所からクラフトビールにのめり込むのでした。
この漫画の魅力はビールが苦いという概念を払拭し、人と人が出会うことで目に見えていなかった世界が広がり、キャラクター達が成長する瞬間が多く見られる所です。
登場キャラクター達は生い立ちも仕事も違いますが、常に考えている事があります。それは「もっと自由になりたい。みんなに自由を感じてもらいたい!」ということ。
物語は違う仕事をして、それぞれの葛藤を抱え、ある店で3人が揃う事で始まります。3人はクラフトビールである京都醸造「一意専心」を飲み、「他に心を動かされず、ひたすら一つのことに心を集中すること」
と、一途に心を注ぐ意味を知ります。
人生において一意専心という言葉を体現するのは本当に難しい事です。人間は飽き性で、つまらないと続かない事が多いです。
しかし、やりたい事が見つかった瞬間はどうでしょうか。人は夢中になり突き進む事を止められなくなる事でしょう。
例えば、子供の頃を思い出して見てください。一日中ゲームや虫取り等、遊び続けられる集中力が合った事を。
あなたもそんな人生を歩んでみませんか。そんなやりたい事を見つけたキャラクター達が本気で取り組み、魅力的なシーンを紹介致します。
3巻はクラフトビールのイベントをする話が描かれています。その場所に集まる人達は性別、年齢も違い、ただ一点共通する事はクラフトビールに興味があるということだけでした。
「ビールの味が無理なんです!」と、ビールの味が苦手な大学生が友達にドタキャンされ、1人でイベントに参加します。そんな時に紹介されたのは、京都醸造の「後ろめたい秘密」というクラフトビール。
さあ、大学生がどんな感想を述べたのでしょうか。そこは、本編を読んで頂きたいです。
名前からしてどんな味がするのか、ワクワクしてきませんか?想像が付かないのもクラフトビールだからこそです。
この第3巻ではクラフトビールの特徴を語ります。自由さ、個性豊かさであり、変わり種という固定概念がない事を強調します。
例えば、ポップと麦芽等の原料を中心としたビールにコリアンダーシードやオレンジピール等、副原料を投入する事によって苦みよりもフルーティーな味わいに変化するなど、材料の組み合わせにより、個性の色は変幻自在となります。
この漫画を読むだけで、この世界には奥が深く、まだ出会った事のない個性豊かなクラフトビールが存在していると思えてきませんか。
是非、漫画を読んでみて、気になるクラフトビールを見つけてみて下さい。そして気になったら試してみたらいかがでしょうか。あなたにあったビールが見つかるかもしれません。
出会ったときに世界観が変わることは保証致します。