約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

『約束のネバーランド』とは白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本のダーク・ファンタジー・サスペンス漫画。2016年8月に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。GFハウスという孤児院で育てられた主人公のエマとその仲間達による、過酷な運命を自分の手で変えようともがき奮闘する物語である。ジャンプのセオリーである“友情、努力、勝利”を違う角度から描いている点や、独特な世界観、ミステリー要素を含むストーリー性などで人気を集め、テレビアニメ化や小説化、映画化と多岐にわたる支持を得ている。

グリーンダカラのレビュー・評価・感想

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
9

最後まで読んで良かった漫画

職場の同僚からオススメされて、読み始めたのがキッカケです。第1巻冒頭からすぐに内容に引き込まれてあっという間に読み終わりました。

普段は漫画を読む回数は多くなく、読み始めても途中で飽きてしまったり、興味が薄れてしまって最後まで読まずに終わるという事は多々ありますが、この作品は違いました。

当時はまだ、単行本が2巻までしか出ておらず、続きがとても気になって気になって、新刊が出るのが待ち遠しいほどにハマった作品でした。キャラクターなど、作画が好みであったこともありお気に入りの漫画となりました。

読み進めるにつれて、段々と内容も複雑化し、不気味なキャラクターも増えてきましたが、主人公のあっけらかんとした明るさがある中で、深みのあるシーンがあったり、他キャラクター達の個性にも惹かれ、最終巻まで楽しむことができました。

私にとって、後半の内容は正直難しいもので、全てを理解した上で読み進めていた状況ではありませんでした。
それでも、最終巻の終盤の頃、主人公のセリフで「できない、どうしようじゃなくて、できる!どうやろうと考えるよう」というものがあり、これは私の中でとても感動したのを覚えています。日常生活でも時々思い返しています。このセリフを聞けて、最後まで読んで良かったと感じました。