夜桜さんちの大作戦

夜桜さんちの大作戦

『夜桜さんちの大作戦』とは、権平ひつじによるバトルアクション漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。2019年より『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始した。主人公の高校生・朝野太陽は、事故で家族を失ったトラウマから幼馴染の夜桜六美以外の他人と関わることを避けていた。あるとき、六美から夜桜家がスパイ一家であり、自身が当主であるという事実を知らされた太陽は、六美と結婚して夜桜家の一員に加わることになる。個性豊かなキャラクター達が巻き起こすドタバタ劇や、主人公の成長が魅力の作品。

kusunoki-webのレビュー・評価・感想

夜桜さんちの大作戦
10

2024春アニメ「よざくらさんちの大作戦」は原作もおすすめ

2024年の春に日曜日5時からアニメをやっている、権平ひつじが『週間ジャンプ』で連載している漫画です。
SILVER LINKというアニメ制作会社がやっていて、主題歌を担当するのはいきものがかり。作画崩壊も2024年5月時点時は非常に少なく、アニオリや話の順番の変更など漫画とは違う場面がたくさんあり、漫画を読んでいる人でも楽しめます。
内容は主人公が強くなっていく系の家族をテーマにしたコメディーの漫画。戦闘シーンやたまにシリアス展開もあります。
登場人物は多いですが、どの人物も設定が詰められており、雰囲気やイメージカラーなどが被っていないため、どのキャラも魅力的に感じます。背景もきれいでわかりやすいです。絵柄は可愛くて漫画版もカラーイラストも見やすく、あまりグロくないです。でも奇妙なキャラの描写がすごくて、とても気持ち悪い行動などを描くのがうまくて、ただの涙を流すシーンとかでもすごいゾクッとする描写が多々あります。
話も複雑すぎず、単純すぎないのでちょうど良いです。
また、単行本の表紙もきれいだし、単行本の話と話の間におまけがついているので、単行本を買う価値を感じます。