終わりのセラフ / Seraph of the End / 終わセラ

終わりのセラフ / Seraph of the End / 終わセラ

『終わりのセラフ』(おわりのセラフ)とは、日本のダークファンタジー漫画。原作・鏡貴也、漫画・山本ヤマト、コンテ構成・降矢大輔の3人によって描かれている。ライトノベル作家である鏡貴也の初の漫画原作の連載作品。集英社の『ジャンプSQ.(ジャンプスクエア)』にて2012年に連載を開始した。ヴォイスコミック「VOMIC」化、TVアニメ化、小説化、ゲーム化など、メディアミックス展開は多岐にわたる。

milk-nekoq8のレビュー・評価・感想

終わりのセラフ / Seraph of the End / 終わセラ
8

吸血鬼と人間の世界

ある日世界中の大人たちがウイルスによって死んでしまい、子どもたちは吸血鬼たちが住む地下都市に連れ込まれてしまう。
主人公の百夜優一郎と親友の百夜ミカエラは、仲間と協力して逃げようとするが見つかり、他の仲間たちが殺されてしまう。ミカエラが吸血鬼をなんとか足止めし、優一郎だけを外の世界へ逃がすことに成功した。
優一郎は日本帝鬼軍に保護され、吸血鬼へ強い憎しみを持ちながら、4年の月日を経て入隊する。
だが優一郎は勝手に敵を攻撃し、命令違反の謹慎処分として、第二渋谷高校に通うこととになった。

そこでは柊シノアという女が監視役であると告げられ、さらに優一郎の上司の一ノ瀬グレンから「友達を作らないと謹慎は解かない」と言われる。
不良たちにいじめられていた早乙女与一を優一郎が助け、初の友達を作ることに成功する。
そんな時吸血鬼に学校を襲撃され、優一郎は殺されかけるものの、与一とグレンの力により吸血鬼を倒すことに成功。
このことがきっかけで、2人は月鬼ノ組に配属されることになった。

ここから新しい仲間たちと共に戦い、鬼と契約して力をつけたり、吸血鬼との戦争に備えていく。そして死んだはずのミカエラが吸血鬼として生きており、2人は戦争で再会するのだった。
世界観が新鮮でストーリーもおもしろいのでおすすめ。