テイルズ オブ ジ アビス / Tales of the Abyss

テイルズ オブ ジ アビス / Tales of the Abyss

RPG『テイルズオブ』シリーズの本編作品8作目で、シリーズ10周年記念作品。
キャラクターデザインは藤島康介。
キムラスカ公爵家の一人息子・ルークが、屋敷に不法侵入してきた謎の刺客・ティアと共に突如、見知らぬ場所に飛ばされてしまう。屋敷に戻るためにティアと行動したルークは、その長い旅路の果てに多くの人々と出会い、様々な経験をし、自分の『生まれた意味』を知ることになる。

yamatakkuのレビュー・評価・感想

テイルズ オブ ジ アビス / Tales of the Abyss
8

タイトルなし

BUMP OF CHICKENの藤原さんが音楽監修をしたテイルズシリーズの中でも豪華な作品。テーマソングの歌詞がストーリーととてもマッチしていて、クリアしたときには歌詞にすごく感情移入でき、泣ける。またヒロインの歌が荘厳で素敵な歌になっており、カラオケにも導入されていた。さすが藤原さん。
主人公はテイルズシリーズの中でも最低の部類に入るワガママ野郎。しかし、仲間に見捨てられることもありながらも、旅をしていく中で成長していき、最終的には本物になっていくそんなストーリー。何が本物で、何が偽物なのか。何のために生まれてきたのか。とても考えさせられる場面もあり、テイルズシリーズによくある絶対悪ではなく、それぞれの信念・正義を貫き行動する敵にも共感出来る部分がある作品となっている。
テイルズによくある称号による着せ替えも、課金しなくても充実しており、見た目にも楽しめる。テイルズシリーズに総じて言えることだが、キャラがとても個性的でそれぞれのドラマがあり、プレイしていてとても楽しいRPG。キャラデザインもあの有名な漫画家の藤島康介さんが手がけており、綺麗、可愛い、カッコいい。1人は推しキャラがでてくるはず。
テイルズの王道としては少し外れた作品だが、BUMP OF CHICKEN好きと王道から少し外れた感じのストーリーが好きな人には是非オススメする。