女の子の気持ちの代弁者
西野カナは乙女で可愛らしい曲を歌っている、というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。
実際、恋をした時・付き合っている時・嫉妬した時・別れた時・友達への想いなど、様々な場面での曲を歌っています。
基本的にポップで明るい曲調が多いですが、綺麗なバラードも多数あり、どれも女の子のリアルを表しているなと感じます。
例えば、恋愛ソング「好き」では、「髪型を少し変えた時一番に君に見せたいのはどうして?お世辞だって褒め言葉もないのに」というフレーズがあります。とてもリアルですよね。きっと幼馴染か何かで、自分の中で恋心を確認している感じがします。このように皆が想像しやすい、自分と重ねやすいように歌詞が作られています。
失恋ソング「Be Strong」でも、「どうやっても君を探さないようにリダイアルも写真も全部消して」とあり、わたし自身も「忘れるためにやったやった!」となりました。未練が残っていて、でも忘れなきゃというリアルな感情をそのまま歌詞にしてくれるので、西野カナの曲には何度も慰めてもらいました。
恋愛だけでなく、友達に対する曲もとても愛が感じられます。皆に当てはまるような、「私たちってこうだよね?こんな事して笑ったよね?」といったような歌詞がいくつもあり、懐かしさを感じることもできます。
西野カナの曲はつい口ずさんでしまうような、可愛くて優しくて、素敵なものばかりです。ぜひおすすめしたい歌手のひとりです。