西野カナ / Kana Nishino

西野カナ / Kana Nishino

西野カナは歌手、シンガーソングライターである。1989年3月18日生まれ、三重県松阪市出身。「カナやん」という愛称で親しまれている。公式ファンクラブ名は「西野家」。所属レコード会社はソニー・ミュージックレーベルズ、所属レーベルはSME Records。
2008年にシングル「I」でメジャーデビュー後、リアルな恋愛感を表現した歌詞が女性ファンを中心にブレイク。2010年には「会いたくて会いたくて」が500万ダウンロードを超えるヒットを記録し、それを収録した2ndアルバム「to LOVE」は、オリコンチャート1位となった。
2016年には「Dear Bride」が第49回日本有線大賞の大賞、「あなたの好きなところ」が第58回 輝く!日本レコード大賞の大賞を受賞した。2017年夏には、平成生まれの女性ソロアーティスト初となる東京・大阪ドーム公演を開催。
2018年はデビュー10周年を記念した全国ホールツアー、全国アリーナツアーを行い、47都道府県でのワンマンライブを達成した。『NHK紅白歌合戦』への出場は9年連続9回、平成生まれの女性ソロアーティストとしては最多出場の快挙となった。
2019年からは無期限活動休止をしている。

3cmasaki-6688のレビュー・評価・感想

西野カナ / Kana Nishino
9

女の子の気持ちの代弁者

西野カナは乙女で可愛らしい曲を歌っている、というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。
実際、恋をした時・付き合っている時・嫉妬した時・別れた時・友達への想いなど、様々な場面での曲を歌っています。
基本的にポップで明るい曲調が多いですが、綺麗なバラードも多数あり、どれも女の子のリアルを表しているなと感じます。

例えば、恋愛ソング「好き」では、「髪型を少し変えた時一番に君に見せたいのはどうして?お世辞だって褒め言葉もないのに」というフレーズがあります。とてもリアルですよね。きっと幼馴染か何かで、自分の中で恋心を確認している感じがします。このように皆が想像しやすい、自分と重ねやすいように歌詞が作られています。
失恋ソング「Be Strong」でも、「どうやっても君を探さないようにリダイアルも写真も全部消して」とあり、わたし自身も「忘れるためにやったやった!」となりました。未練が残っていて、でも忘れなきゃというリアルな感情をそのまま歌詞にしてくれるので、西野カナの曲には何度も慰めてもらいました。

恋愛だけでなく、友達に対する曲もとても愛が感じられます。皆に当てはまるような、「私たちってこうだよね?こんな事して笑ったよね?」といったような歌詞がいくつもあり、懐かしさを感じることもできます。
西野カナの曲はつい口ずさんでしまうような、可愛くて優しくて、素敵なものばかりです。ぜひおすすめしたい歌手のひとりです。