記憶を消して、もういちど見たいと思う作品
とにかく伏線の嵐。1度見ただけでは全ての伏線に気づけないほど細かいところまで散りばめられていて、もういちど見たくなるアニメです。
巨人に母親の命を奪われたエレンの復讐の行く末、壁の外に期待を抱くアルミン、ミカサのエレンへの思い。この3人を中心にストーリーが進んでいきます。
1話目から街が巨人に襲われ、主人公の母親が食べられて死んでしまうという絶望的なシーンから始まります。
復讐劇が始まる…と思いきや、見進めていくと「あれ?」とどんどん深くなる内容と予測できない展開に、初めて見たときは衝撃を受けました。
この3人以外にも個性的なキャラクターが多く存在していて、物語にも深く関わってくる人物ばかりです。エレン達と切磋琢磨していく同じ兵団の仲間たちとのやり取りはシリアスな場面だけでなくギャグも多めで、思わず吹き出してしまうほどちゃんと面白くて、見ていて飽きないところも魅力の1つです。
予想していた展開を何度も(良い意味で)裏切られ、そのたびに何度も鳥肌が立ちました。最終回では思わずスタンディングオベーションしてしまいそうになるほど、綺麗な伏線回収とまさかの結末にグッとくるものがありました。
老若男女問わず、ぜひ見てほしいです。