想像以上にハマった!やればやるほど時間が足りなくなるゲーム『あつまれ どうぶつの森』
今作は無人島が舞台になっている。最初は木や草が生い茂り、無人島の為家も人もないので住めるような島ではない。
ここからマイホームを建てたり、木を切り、草を抜き、橋や階段を作ったり…。そうしていくうちに少しずつ住み心地のいい島になっていき、噂を聞きつけた動物が引っ越してきてどんどん賑やかになっていく。今作ではただの無人島を、評判のいい島にしていくことが目的となっている。
□自由度が高い!高すぎる!
これまでの『どうぶつの森』シリーズでは、家具はマイホームに置くことしかできなかった。しかし今作では島全体に家具を配置することができるようになった。話を進めていくうちにできるようになる「島クリエイト」を使うと、崖や川が好きな場所に作ることができる。建物も自由に配置することができ、家具と組み合わせると十人十色な島が作れるのだ。アニメや他のゲームの世界観を再現しているユーザーもおり、写真を撮ってSNS上で見せ合って楽しめる。
他のユーザーの島に遊びにいくこともできるので、デザインに自信のない人でも参考にしながら島作りに没頭することができる。
□四季の移り変わりが美しい!
現実世界の時間と進み方が同じで、季節も同じように変わっていく。グラフィックがとても綺麗なため、毎シーズン飽きを感じさせない。島の一番高いところに置いたベンチに座り空を見上げる。花を植え、その周りにやってきた虫を観察する。季節によって違うBGMを聴く。それだけでも十分に楽しむことができるし、心が和んでいくのがわかる。
□エンディングは物語の始まり
一応ストーリーのようなものがあり、進めていくとエンディングが流れる。しかし今作はそれで終わりではないく、それまではチュートリアルだ。島クリエイトもエンディング後やっとできるようになるからだ。
島クリエイトだけでなく、虫や魚、化石といった博物館に飾るものを集めるのもよし。カブで一儲けするのもよし。島の住人を好きな動物だけ集めるのもよし。自分だけの島生活を楽しむことができるので、終わりのないゲームだと言っても過言では無い。
Switch1台につき1つの島しか作ることができないので、同じSwitchで家族などと共有して遊ぶとなると、ケンカの原因となってしまうかもしれない。でも逆にルールを作ったり、一緒に試行錯誤して家族だけの島を作っていくことも楽しみになるのではないかと思う。