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マーベル映画とヒーローのはじまり
『アイアンマン』は、ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パウトローなどが出演するアメリカのスーパーヒーロー映画。
巨大な軍事会社社長トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)が、自社で開発した武器を売るためにアフガニスタンへ向かうところから物語は始まる。しかし、訪問先でテロ組織から攻撃を受け捕まる。武器製造を強制させられる中、脱出のためにパワードスーツを作り、敵に立ち向かう。
本作の見どころは、3つ。
まずは、ヒーローの誕生だ。主人公トニー・スタークは会社の武器悪用を知り、ここで信念が生まれる。『バットマン ビギンズ』でブルース・ウェインが街を救うために動き出した心情と似たものがある。誰のために戦うか、何のために命を張るかが大きなポイントなのだ。
次にハイテク技術が満載だという点。「敵と戦うには武器が必要になる」と、パワードスーツをどんどん開発するのだ。『ガンダム』のようなハイテクさがありつつも、人が着ることでより身近なメカニックの凄さを感じられ、魅了されること間違いなしだ。
最後に上げるのは、ヒーローアクション。先ほどのパワードスーツを着たトニーが敵と戦う姿は作品最大の見どころ。ハラハラする展開もあるが、ハイテク技術を駆使して戦う姿は格好いい。
ヒーローアクション好きにはお勧めの作品である。