心温まる作品
氷の魔法の力を持つ姉のエルサ(国の王女)と、姉の秘密を知らない妹アナの物語です。
過去のトラウマから、2人の姉妹はすれ違っていました。
ある日、エルサの秘密が国中に知られてしまいます。皆が恐れて避ける中、アナだけは怖がらずに姉と向き合っており、そこで姉妹の絆を感じました。
また、物語の中ではさまざまなキャラクターが登場します。トナカイのスヴェンや雪だるまのオラフなど、人間以外のキャラクターも多く、それぞれが個性豊かでした。何より表情が面白く、言葉を話していなくても、その時の表情で何を伝えたいかが分かります。
深刻な場面から愉快な場面まで、観ている側を飽きさせない作品だと感じました。
物語の途中、アナはエルサの魔法で心が凍ってしまいます。凍った心を溶かすのが「真実の愛」とのことでした。アナの考える真実の愛は本物ではなく、どんど凍っていってしまいます。個人的にとても胸が痛くなりました。
最後、姉のエルサに危機が迫るのを見てアナは最後の力を振り絞ってエルサを助けました。その後、エルサの涙でアナの心は溶けていきます。
すれ違っていた姉妹がひとつになった瞬間で、こちらも涙が溢れました。
真実の愛を知った姉妹は仲を戻し、国も平和になるという、とても感動する作品でした。
ディズニー特有のミュージカル調も楽しめます。是非お勧めしたい作品です。