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あの大統領が主人公!?『ライドンキング』
主人公は、上半身裸で熊にまたがっている画像が有名なあの大統領がモデルです!
『この人が主人公って大丈夫なの?』と読者が連載を心配するが、内容がめちゃくちゃ面白いマンガ『ライドンキング』。
ストーリーは以下の通り。
その強力な手腕で小国ながら周りの国に畏怖と敬意を抱かせる、国のリーダーのアレクサンドル・プルチノフ。そんな彼は、とにかく色んなものに乗るのが大好き。これまであらゆる車両や動物にまたがり、そして、まだ見ぬ未知の乗り物を探していました。
そんな中、不幸な事故で命を失った彼は、突然異世界へと飛ばされることになります。そこは、剣と魔法のファンタジー世界でした。しかしプルチノフが最も興奮したのは、まだ乗ったことのない、ドラゴンなどの生き物たちの数々。彼の騎乗欲を満たす旅が始まります!
基本は王道のファンタジーマンガなのですが、「”あの大統領が主人公”という設定が入るだけで、こんなにおもしろくなるのか!」という印象です。
例えば序盤でいきなり主人公に恐ろしいモンスターが襲い掛かってくるのですが、彼は逃げ出すどころか、「どうやったら背中に乗れるか?」と考えます。ええ、変態です。
ここまで聞くとギャグにしか思えませんが、ストーリー自体はちゃんと真面目です。
亜人に襲われる村を大統領ならではの交渉術で救ったり、元の世界で培った格闘技で魔法を使う敵を翻弄したりと、もちろん見ごたえもあります。
モデルになった人物の特徴を生かして笑わせつつ、ファンタジーマンガ好きにも納得のストーリー展開。
なんだか、世界情勢も相まって余計におもしろくなっています。