FAIRY TAIL / フェアリーテイル

『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)とは、2006年から20017年の間、『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載された漫画である。略称は「FT」。作者は『RAVE』、『EDENS ZERO』などの作品を出している真島ヒロだ。
魔導士ギルド。それは魔導士たちの仕事を仲介する団体である。一流の魔導士を目指す一人の少女ルーシィ。彼女の前に現れたのは、問題児ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の魔導士ナツと青い喋る猫のハッピー。ナツに誘われて「妖精の尻尾」は入ることになったルーシィはナツとハッピーとチームを組み、魔導士としての冒険が始まる。
単行本は全63巻545話あり、日本国内だけでなく、海外にも人気の作品ある。累計発行部数は7200万部を記録している。
2009年10月からテレビ東京系列にてテレビアニメ放送が始まった。2016年3月にはアニメ第二期。2018年10月にはファイナルシリーズ(第三期)が放送された。2012年には劇場版FAIRY TAIL‐鳳凰の巫女‐。2017年には劇場版FAIRY TAIL‐DRAGON CRYと劇場版オリジナル作品が2作品は発表された。
FAIRY TAILには、『FAIRY TAIL ZERO』や『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』などとスピンオフ作品もたくさん存在しており、全てのストーリーでつながっている。

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FAIRY TAIL / フェアリーテイル
9

心に響く名作

不朽の名作マンガといえば『ワンピース』や『ドラゴンボール』が挙げられますが、講談社の少年マガジン連載の名作として忘れてはいけないのがこの『FAIRY TAIL』。
魔法と冒険が満載のファンタジー世界を舞台にした漫画であり、友情、仲間意識、そして愛といった普遍的なテーマを繊細に描き出しています。魔法使いたちが所属するギルド「フェアリーテイル」のメンバーたちが、それぞれの過去を乗り越えながら成長し、強大な敵と戦う姿から、目が離せなくなります。作者はキャラクターたちの深い絆と、彼らが直面する試練を通じて、仲間とは何か、そして真の力とは何かについて深く掘り下げて描いているのです。
この作品の魅力の1つは、豊富なキャラクターたちがそれぞれユニークな魔法を駆使する点です。彼らの能力は単なる戦闘シーンを超え、キャラクターの成長や物語の進行に深く関わってきます。
また、仲間たちとの結束力の強さも、物語を通じて最も強調されるテーマの1つ。キャラクターたちが直面する困難を乗り越える原動力となります。
愛についても、家族愛、友情、恋愛といったさまざまな形で描かれており、キャラクターたちの間に生まれる複雑な感情が、彼らの行動や決断に影響を与える様子が丁寧に描かれています。これらの感情は、物語の中で重要な役割を果たし、読者に強い共感を呼び起こします。
『FAIRY TAIL』は、壮大なスケールで繰り広げられる冒険譚でありながら、その核は仲間との絆、そして愛。これらのテーマが巧みに組み合わさることで、単なるアクション満載の漫画を超えた、心温まる物語が生まれています。読者は、フェアリーテイルのメンバーたちと一緒に笑い、泣き、そして成長することができるでしょう。