モンスターハンター(映画)

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モンスターハンター(映画)
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ゲームファンにほどオススメ出来ません

アクションゲームである『モンスターハンターシリーズ』が原作の映画。ですが、ゲームに登場するモンスター、装備品、キャラクターが出てくるだけ。作中に登場するモンスターも、何故そのモンスターなのか腑に落ちる描写が無く、キャラクターについても、主演のミラ・ジョヴォヴィッチはオリジナルキャラで、現地人はモンスターハンターシリーズの様々なタイトルから1人ずつ引き抜いて置いてあるような感じで、統一感がありません。
ミラ・ジョヴォヴィッチが演じるキャラクター一行が現実世界からモンスターハンターの世界へワープしてしまうという導入なのですが、ゲームにはそのような話はありません。ストーリーも、モンスター対人間というより現地人対ミラ・ジョヴォヴィッチの要素が強く、モンスターとの戦闘はオマケ程度のような印象でした。
また、モンスターはまるでエイリアンのようなおどろおどろしい描写で、ゲームで見られた小型モンスターに対するコミカルさは皆無です。また、ミラ・ジョヴォヴィッチが現実世界に帰還する際にモンスターもやって来て襲い掛かってくるのですが、現地の武器でしか対抗出来ないと学んだはずなのに現実世界の銃器で対抗しようとしたりと、何から何まで破綻しています。
全くおすすめ出来ない映画です。