バスケットはお好きですか
最高のスポーツ漫画を1つだけ上げろと言われたら、私は間違いなく「スラムダンク」をあげるだろう。
スラムダンクという言葉の意味は、強烈なダンクシュートという意味。この題名からも分かるようにバスケット漫画である。
元々、私はバスケットに興味がなく、なんとなく読んでみた漫画だった。私の周りではバスケットは野球ほどメジャーではなく、卓球よりもマイナーではないスポーツであった。
「バスケットはお好きですか?」という質問から始まるヤンキーの桜木花道のたった数ヶ月のサクセスストーリーを31巻にまとめている。
最初は女目的で始めて問題ばかり起こしていた花道が、徐々にバスケットの魅力にはまっていく。その中で、色々な魅力的なキャラや名言が際立っており、1つの作品としてとてもまとまっている。
特に最後の最強のチームとの戦いは、少しも余すところがないくらいに、充実した内容になっている。一つひとつがそれまでのストーリーを思い出させて、鳥肌が止まらないくらいに身震いするだろう。
読み終わった後は、終わってしまったという虚無感と、まるで少年に戻ったかのような達成感に包まれるはず。
もう1度読み返してみたくなること間違い無い、名作漫画である。