陽気で、切なく、爽やかで、泣けて、1度はこんな恋がしてみたいと思わせる最高のラブコメディ
ハワイを舞台に繰り広げられる、ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーが共の交通事故に遭って以来、"前日起こったことを全て忘れてしまう"という短期記憶喪失障害を抱える、元学校教師のルーシー(ドリュー・バリモア)。地元のダイナーでそんな彼女を見かけた水族館の獣医ヘンリー(アダム・サンドラー)が一目惚れするところから、物語はスタートします。
陽気なヘンリーは可愛らしいルーシーにすぐに声を掛け、早速いい感じになります。しかし、翌日同じダイナーで再会するとルーシーはすっかりヘンリーのことを忘れていました。短期記憶喪失障害という重いテーマながら、毎日独特で笑える方法で愛を伝えるヘンリーの健気で、笑えるシーンの数々に思わず明るい気分にさせられます。
ダイナーの夫婦やルーシーの家族など、ルーシーの周りにいる温かく優しい人たちのサポートを受けながら、毎日恋におち、毎日ファースト・キスをする2人。そんな2人が描く未来がとても幸せで、こんな現実、あればいいなと思わせられる幸せな映画です。
映画が終わった頃には、劇中に出てくるビーチボーイズの"Wouldn’t it be nice"を思わず口ずさんで、心地いい余韻に浸れるでしょう。