エレファントカシマシ / エレカシ / Elephant Kashimashi

エレファントカシマシ / エレカシ / Elephant Kashimashi

エレファントカシマシ(英語: THE ELEPHANT KASHIMASHI/ELEPHANT KASHIMASHI)は、1981年に結成された日本のロックバンドである。メンバーは宮本浩次(ボーカル兼ギター)、石森敏行(ギター)、高緑成治(エレキベース)、冨永義之(ドラム)。バンド名の由来は映画『エレファント・マン』とかしまし娘との造語であり、音の響きやインパクトが気に入ってつけられた。1988年にシングル『デーデ』およびアルバム『THE ELEPHANT KASHIMASHI』でデビューする。『今宵の月のように』がヒットし知名度を上げた。

いちごちゃん(・∞・)のレビュー・評価・感想

エレファントカシマシ / エレカシ / Elephant Kashimashi
10

デビュー30周年でさらに勢いに乗るエレカシに注目!

エレファントカシマシは学生の時から好きだったのですが、友達からは「おじさんくさい」とか「熱血系」と言われてしまいました。確かにエレカシは渋くて男らしいイメージが先行しますが、ボーカルの宮本浩次の声質は繊細で、女性的でやわらかい曲もあります。その中でも、「彼女は買い物の帰り道」という曲がおすすめです。カップリング曲で決して目立つ歌ではありませんが、PVには女優の麻生久美子が出演しており、妙齢のおちついた女性が強く生きていく姿をイメージした良い歌です。
私自身30歳も近くなり、この先どう生きていけばいいのだろうかと迷っていた時に、この曲に出会い、一つの道筋をつけてもらいました。
椎名林檎と宮本浩次のコラボ曲、「獣ゆく細道」も必聴です。全然違う曲を書く二人がコラボできるのか謎でしたが、いかにも椎名林檎調のジャズテイストの曲に宮本の声がうまくマッチしています。驚かされるのは、二人の正確な音程とリズム。宮本の破天荒なキャラクターからは想像もつかない正確さで、二人の声のシンクロが心地よいです。紅白初出場で悲願を果たしたエレカシ。これからも多くの人を勇気付ける力強い歌を届けて欲しいなと思います。