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大ヒットインド映画「バーフバリ」の監督作!今まで見たこともなかったカッコいい肩車アクション!
時は1920年。大英帝国支配下のインド。白人支配層による人種差別や横暴に耐えかね、インドの国民たちの不満は爆発寸前まで高まっていた。
ここで母国を救うために2人の男が立ち上がる。攫われた少女を救うために森から現れたビーム、大義に殉ずるため敢えて大英帝国の警察官となったラーマ。彼らが出会ったとき、インド史を揺るがす大事件に発展する。
実在したインド独立運動の指導者たちを主軸に、フィクションながら骨太の歴史ドラマと壮大すぎる冒険とアクションを描いた作品。
3時間越えの大作ながら全く飽きるところがなく、全編にわたってクライマックスさながらのテンションで物語が突き進む。
ラージャマウリ監督がタランティーノ監督作品を見たうえでヒントを得たという映画であり、現実の歴史を改変したファンタジー作品ともなっている。もちろんインドの歴史を知らなくても、大迫力のアクションや手に汗握る展開、熱い男たちの友情、賑やかなダンスバトルシーンのいずれかに引き込まれ、心を掴まれることは必至。
既にアメリカを始めとした全世界でヒットを飛ばし、全世界で興行収入1億6000万ドル(約220億円)を越える興行収入も叩き出している。アジア映画が世界を席巻する中、既にアカデミー賞ノミネートも噂され、2022年を代表する映画作品の筆頭と言っても過言ではない。