『ゼルダ』シリーズ最高の傑作
『ゼルダの伝説』シリーズはとても有名だと思うが、今作は「今までのゼルダシリーズの歴史を覆してしまうのでは?」というくらいに最高に良い出来になっている。
まずはオープンワールドの世界。開始時には決められた範囲内しか動けないが、もうその時点でも十分に広いマップになっている。メインクエストの目的もあるが、どうしてもメインをそっちのけで寄り道したくなってしまう。何より行けないところがない。崖もよじ登れるし川も泳げる。
それに散歩がしたくなるくらいにビジュアルも奇麗だ。周りの木々や天気の時の澄んだ青空、川のせせらぎには癒しさえある。
時間や天気の概念があるのもまた面白いところだ。
もちろんメインは世界を救う勇者の物語なので、バトル要素もある。
バトルは今までのシリーズと同じだが、武器や盾に耐久性があり壊れてしまう。なので敵から武器を奪い攻撃する…といった風に面白い要素になっている。
最初は棒切れから始まるのに、終盤にはマスターソードやそれ以上に強い武器も出てくる。
ゼルダシリーズといえばダンジョンの謎解き要素もメインという人もいるのではないだろうか?
今回も各地にある祠を捜索し、その祠の中にある謎解きをする。そして強化素材になるアイテムがもらえるようになっている。
今回は何をしてもいいという自由度の高さが人気を集めているひとつではないだろうか?
私もその自由度の高さ故に進めたが、最終的には「クリアして終わるのがもったいない」と感じてしまう作品だった。