10
生きている間には見ていたほうがいい作品
『イニシャルD』は、1990年代の秋名山から物語がスタートします。
主人公の藤原拓海は、バイト先の先輩である池谷の走り屋チーム「秋名スピードスターズ」の走りを見に行きます。するとそこに「赤城最速」といわれる高橋兄弟のチーム「赤城レッドサンズ」が現れ、「秋名スピードスターズ」に挑戦を申し込みます。
挑戦を申し込まれた池谷たちは、ガソリンスタンドの店長、立花祐一に「豆腐屋のハチロクが秋名最速だ」と聞かされます。それを聞いた池谷は豆腐屋に行き、藤原文太に挑戦を申し込まれた話をして、挑戦を受けてくれとお願いをします。文太は1度は誘いを断りますが、「50パーセントの確率で行く」と返答します。そして、「赤城レッドサンズ」との勝負の日、そこに現れたのは…。
『イニシャルD』はストーリーがわかりやすく、とても面白い作品です。車好きの方もそうでない方も楽しめる作品になっていると思います。私は車好きではありませんでしたが、『イニシャルD』を見て車のことが好きになりました。
1990年代の物語なので、今は見ることがなくなった車が数多く出てきますが、今にはないデザインがすごくかっこいです。この作品を見たら、はまること間違いなしだと思います。ぜひ読んでみてください。