ドラゴン・タトゥーの女

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ドラゴン・タトゥーの女
9

生い立ちに難のあるドラゴンタトゥーの女が、真実を暴くサスペンス映画

『ドラゴン・タトゥーの女』はその映画タイトルの通り肩から背中にかけてドラゴンのタトゥーのある女性「リスベット」と、雑誌記者の「ミカエル」が手を取り合い、40年前の「とある一族の失踪事件」の真実をあばき出すサスペンス映画です。

リスベットはその生い立ちに難があり、また自身の非行から23歳という年齢にも関わらず、アメリカ合衆国から被後見人の審判を受けています。リスベットは他人とうまくコミニュケーションを取ることが出来ません。塞ぎがちではあるものの、尋常ではない記憶力の持ち主で、いわゆる天才肌です。

一方、雑誌記者のミカエルは大物政治家の汚職を告発したものの裁判に敗れてしまい、地位も名誉も奈落の底に突き落とされてしまいます。
失意のミカエルにスウェーデン有数の財閥ヴァンゲル家の当主より連絡があり、ヴァンゲル一族が隠したがる「40年前の失踪事件」の真相を究明してほしいという依頼が訪れます。
ミカエルは、ハッキングを得意とするリスベットの協力を得ることに成功し、少しづつ失踪事件の真実に迫ることとなります。しかし真実に近づくほど何者かにそれを阻まれるようになり、クライマックスでは驚愕に次ぐ驚愕の真実が暴かれます。