姫様“拷問”の時間です / 'Tis Time for "Torture," Princess

姫様“拷問”の時間です / 'Tis Time for "Torture," Princess

『姫様“拷問”の時間です』(ひめさまごうもんのじかんです)とは、魔族の虜となった姫が、「美味しい物を目の前で美味しそうに食べる」という斬新な拷問に屈していく様を描いたギャグ漫画。総閲覧数1億を超える人気作で、2024年にアニメ化することが発表された。
魔王軍の虜となった姫様は、最高位拷問官のトーチャー・トルチュールによる拷問を受ける。「魔族などに屈するものか」と構えていた姫様だったが、「目の前で美味しいものを食べる」という斬新な拷問にあっさり屈服し、意思ある聖剣エクスを呆れさせていく。

tanikana829v1のレビュー・評価・感想

姫様“拷問”の時間です / 'Tis Time for "Torture," Princess
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【漫画】姫様“拷問”の時間です

魔王軍と国王軍が対立しており、国王軍の王女にして騎士団長の姫様が魔王軍に監禁され“拷問”を受ける様子を描いた漫画です。
一見恐ろしく感じますが、魔王軍の“拷問”は一般的に想像するものと大分違っています。

第一話の“拷問”は最高位拷問官のトーチャーが姫様の前の前でバターがしみ込んだトーストを食べるというもの。
小麦の香りやもちもちしっとり感、パンが裂ける音に姫様は思わず「おいしそう」と呟いてしまいます。
しかし姫様は国王軍第三騎士団“騎士団長”。
この程度の拷問には屈しません。

トーチャーの次の手は「ビーフシチューを食べた後のお皿」。
お皿に少し残ったビーフシチューを先ほどのトーストで掬い食べてしまいます。
あまりに美味しそうな表情をするため、ついに姫様は屈してしまい王国の秘密を話してしまうのでした。

秘密を話してしまった姫様はもう「用済み」です。
“拷問”する必要がなくなったのでトーストパーティーを開催して思う存分トーストを食べることができました。

タイトルだけ見ると血生臭い漫画だと思ってしまいますが、実際は飯テロのギャグ漫画です。
かわいい絵柄にテンポのよさ、登場人物全員がハッピーになる展開なので万人受けする漫画なのではないでしょうか。