チャーリーとチョコレート工場 / Charlie and the Chocolate Factory

チャーリーとチョコレート工場 / Charlie and the Chocolate Factory

2005年、ティム・バートン監督とジョニー・デップのコンビで公開された、アメリカの映画です。ファンタジー・コメディーに分類されます。しかし蓋を開ければ内部非公開の工場を見物できるというワクワク感とは裏腹のブラック・ジョーク、皮肉全開のミュージカル調のシーン、美しくも怪しい映像のセンスなどが監督ティム・バートンの世界観をよく表現しています。第78回アカデミー賞衣装デザイン賞ノミネート作。

moimoi1221のレビュー・評価・感想

チャーリーとチョコレート工場 / Charlie and the Chocolate Factory
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映画の楽しみ方

私は、映画を見るのは好きですが、映画館に見に行く事は、余り好きではありません。出掛ける事が好きではないのと、上映時間に合わせて行動するのが面倒だからです。それでも、見たいという思いの強い作品と、見に行かなければならない事情があるときだけは、映画館に足を運びます。
そんな私が、子供が小学校5年生の時「チャーリーとチョコレート工場」を池袋の映画館に観に行きました。見に行かなければならない「事情」の方で行きました。この映画の原作は、ロアルド・ダールの児童小説「チョコレート工場の秘密」が原作を元に作られた映画です。
子供が、学校の読書の時間に、この原作の本を読んで、映画も見たいと言うので、我が家で、一番偉い妻の命令で、私が、見につれて行くことになりました。この映画自体は、全然興味が無かったのですが、「チョコレート工場の秘密」というタイトルの「秘密」の部分には、私も、興味をそそられる物がありました。どうせ行くならと言う事で、私も、映画を見る前に、原作本を、子供に借りて読んでみました。私は、本は年に一冊か二冊ぐらいしか読みませんが、読むときは必ず背景を思い浮かべ、本に出てくる登場人物を、私の思い描く俳優や女優に当てはめ、物語に入り込み読んでいます。
付き添いで仕方なしに見に行った映画でしたが、原作を読んでいた時、頭の中で思い描いた想像と比べながら見ることができ、とても楽しい映画鑑賞に成りました。原作を読んでから映画を見るのも良いものだと感じました。