概ねおふざけ、たまに感動、ほんの少し泣ける。
江戸末期を舞台に、萬屋という名の何でも屋をしながらあらゆる事に首を突っ込むドタバタコメディ。普段は適当でだらしない主人公、坂田銀時だが、いざという時には強くて頼りになる。長編ストーリーは感動必至である。時々垣間見るアニメ制作の裏側を題材にしたストーリーもありアニメ好きにはたまらない内容である。また、パロディや世代ギャグも多く大笑いすることも多い。そのため内容的におふざけのところが目立つが感動するところはかなり熱く、そこもファンが多い理由の一つと思われる。周りの主人公も魅力的である。萬屋を一緒にしている志村新八と神楽と犬の定春のメンバーも脇を固めている。二人の面白い合いの手やギャグもありつつ、萬屋にやってくる依頼人とのやりとりも面白く、展開が早いような長いような感じが他のアニメとは少し違う、変化球のアニメと思われる。ただ、不思議な間とギャグが散りばめられたアニメであるため、好き嫌いははっきりと分かれるタイプの作品と言えると思う。また、声優人の無駄遣いと呼ばれるほどの豪華な声優であり、そこも見どころの一つである。癖があるアニメであるがハマると中毒性があること間違いなし!!ぜひおすすめのアニメだ。