ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜 / Zom 100: Bucket List of the Dead

ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜 / Zom 100: Bucket List of the Dead

『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』とは、ゾンビパニックによって社畜を脱した青年が、ゾンビの脅威に晒されつつも自由を謳歌する麻生羽呂原作、高田康太郎作画による漫画作品。ゾンビによる社会崩壊を「労働からの解放」と前向きに捉える斬新な設定で好評を博し、2023年のアニメ化以降は海外からも注目される。
過酷な労働に苦しむ日々を送っていた天道輝は、ゾンビパニックで社会が崩壊したことで会社から解放される。これを喜んだ輝は、「ゾンビになる前に今までできなかったことをやろう」と決意する。

r34skylineturbol9のレビュー・評価・感想

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ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜 / Zom 100: Bucket List of the Dead
8

スカっとします

仕事でモヤっとしたり疲れた時に観るのオススメです。
家にすら帰れない超ブラック企業に勤める主人公が、ある日突然、出勤しようとしたら世界がゾンビだらけになっていたというお話です。
ゾンビものですが、そんなにグロくないかと思います。
流血などはピンク、青、緑など明るい色のペンキをぶちまけたような表現をされていたり、全体の雰囲気がコミカルなので、ゾンビもの特有のオドロオドロしいイメージはほとんどなかったです。

街中がゾンビに侵され身の危険に晒されている中、主人公は「自分が今までにやりたかったこと」に向き合い実行していきます。

仕事がつらい、パワハラ上司のいる会社に行きたくない、業務が多すぎて家に帰れない…休む間もなく思考回路は停止、正常な精神状態が保てていない…さすがにここまでブラックではなくとも、やっぱり仕事ってやってると色々あってモヤっとすることありますよね。
そんな時に、「自分はなんでこの仕事してるんだろう?」「本当は自分にはやりたいことがあったんだ」と気付いていく登場人物たちを通して、「自分がやりたかったことを思い出す」って案外良いことなんじゃないかなと思いました。

混沌とした世界を前向きに楽しく生きていくというちょっと変わったアニメですが、笑いもスピード感もあって観ててスカっとするので、日々モヤっとしながら生活している人には是非観てほしい作品です。