王道の聖女ファンタジーと恋物語が好きな人必見
仕事を終え帰宅した小鳥遊聖(たかなしせい)は光に包まれ、目を開けると知らない王宮にいました。
異世界から聖女を呼び出すため、王宮の人たちが行った召喚の儀に現れた女性のアイラを聖女と認識した王子は、せいを放置してしまいました。居場所がなくなり植物が好きだったせいは、研究所で働くことにしました。
その後、王子に保護されているアイラは聖女の力を使えないことがわかり、注目がせいに集まり始める物語です。
ポーションや聖女の力、イケメン正統派の王国騎士などの要素が詰まっているところが見所です。
最強の魔法の力を持つ主人公や、どんなものか見ただけでわかるなど、最初から異世界の人たちを驚かせるものが多く、さまざまある異世界物語の展開に飽きてきた人にお勧めです。
聖女の力を持ちみんなを驚かせたせいは、多くのポーションを作れる魔法を使うときキラキラが出るくらいで、何の力なのかわかりませんでした。
自己流ではないポーションの作り方、魔法や聖女の力の使い方など、教えてもらったり、練習したり、せいの努力が描かれていました。
ポーション作りや魔法を教えてくれる王国騎士は、王道のイケメンでした。せいが好きな人を除くイケメンたちは女性をサポートしたり、見守ったりしました。
アイラとせいがお互いに話をしたことをきっかけに、別々に行動していたアイラや王子たちが、気持ちを通じ合わせ協力し合うように、この物語には珍しく悪役がいません。誰にでも見やすいこの物語を、ぜひ見てほしいです。