SPY×FAMILYについて語りたい!
SPY×FAMILYとは東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)の十数年にわたる冷戦状態の対立の狭間で、名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた西側の凄腕スパイの”黄昏”(ロイド・フォージャー)が養子を探しに孤児院に行くと”娘”(アーニャ)と出会うが、まさかの心が読める超能力者だった、という作品です。設定自体にとてもオリジナル性を感じられ魅力があふれていると思います。そして「両親」であるように、とのことを命じられロイドは急いで母(妻)となる人を探していると、公務員をする傍らに密かに殺し屋をする”いばら姫”(ヨル・ブライア)と出会います。アーニャを中心に3人は、お互いに素性を隠しながら、家族を装います。そしてアーニャは名門校(イーデン校)に何とか合格ができ、学校生活での優秀な行いのたびに獲得できる「ステラ」を集めようとします。クラスメイトのダミアン・デズモンドは、ロイドの任務であるドノバン・デズモンドとの接触に必要な対象人物のため、アーニャとの良好な関係が望まれますが、彼のアーニャに対する印象は当初必ずしも良いとは言えないものでした。しかし彼の中でしだいにアーニャに対して恋心にも似た感情が芽生えていくのも見どころです。脇役として、ロイドの相棒フランキー・フランクリンや、ヨルの弟ユーリ・ブライアなど個性的なキャラクターが生き生きと活躍するところも人気の理由だと思います。