これ以上のアニメはない
最初は単に訳のわからない巨人が攻めてきたな程度しか思っていなく、なぜ攻めてきたか、なんの目的か、何年も攻めてきてなかったのになぜ急に攻めてきたのか、いろんな謎があるスタートでした。数話見ていくとそこの謎は一旦忘れてしまうほど、主人公や登場人物がどんな思いで訓練をし、巨人に対しての戦い方を学んでいったのかという点にかなり感情移入してしまっていました。立体起動装置というアンカーを刺して自由に飛び回る描写の映像クオリティにとてつもなく引き込まれ、憧れすら抱くくらい魅力的な移動手段でした。しかし武器はカッターナイフを大きくしたようなかなり古典的な武器で巨人と戦うことになります。少しずつ成長していき、巨人がウジャウジャいる世界を調査していく中で謎が解明していき、長編サスペンスを見ているかのような感情になります。
また他の作品にありがちな強いキャラが途中から越されていって評価を落とすというのがなく、進撃の巨人の最強キャラは最後まで評価を落とすことなく最強です。
主人公がなぜ残酷な世界になってしまったのかがわかってきて、闇落ちしていく様は本当に見てて辛くなります。少し長い作品ですが、時間を忘れてのめり込んで見たいという人にはかなりおすすめ。