どんな人にも面白い!伏線マシマシ超大作!!
私まだ20代ですが、この作品は100回は見ています。
主な登場人物は、高校生のマーティ・マクフライ(通称マーティ)とドクター・エメット・ブラウン(通称ドク)。そして、過去に行って出会うマーティの両親。シンプルな人物関係ですが、時代が変わるのですごく重厚に感じます。
マーティはドクが発明したタイムマシンによって30年前にタイムスリップしてしまいます。
そこで30年前に生活するドクを探し出し、自分が「未来へ戻る」ための手助けをしてもらおうと考えました。しかしマーティは偶然にも父と母の出会いの瞬間を邪魔してしまいます。持ち歩いていた記念写真から、兄弟が少しずつ消えていくのです…。「このまま帰ってしまえば、ぼくは生まれてこない」。マーティはなんとかして父と母のキューピットとしての役目を果たしてから帰らないといけません!
ストーリーはこんな感じですが、注目したいのは、この映画の伏線の数々。
映画ははじめドクの実験倉庫から始まります。実はこの冒頭で、最後のシーンとよく似たモノが映り込んでいたり、よく見ると、次の展開に重要な人物が画面奥に!
その他、沢山の伏線・トリビアが映画に全く邪魔せず散りばめられているところが見どころ!
(ドクはタイムマシーンを作ったと言うのに、最初から最後まで時間にルーズな様子で、そんなところにも時間の概念を忘れさせない仕掛けがあります!)
このように、ストーリーやセリフに全く無駄がないんです。
これって、「未来は自分で変えていける。一つの行動が未来に全て直結していく」ってことですかね!?
コメディあり・アクションあり・涙あり。
タイムスリップモノとしてはもちろん、映画の歴史の中で燦然と輝く一作です。