劇場版 マジンガーZ/INFINITY / Mazinger Z: Infinity

劇場版 マジンガーZ/INFINITY / Mazinger Z: Infinity

劇場版『マジンガーZ/INFINITY』とは、2018年に公開されたアニメーション映画である。日本公開の約半年前には、イタリアとフランスで先行公開された。物語は、永井豪の漫画を原作としたテレビアニメ『グレートマジンガー』最終話から10年後の世界を舞台に、マジンガーZと兜甲児のコンビと、悪の科学者Dr.ヘルとの戦いを描く。原作者である永井豪の画業50周年を記念して制作された。

Digipro9のレビュー・評価・感想

劇場版 マジンガーZ/INFINITY / Mazinger Z: Infinity
7

テレビシリーズ正統続編マジンガーZ

昭和47年にテレビ放送されたアニメ版マジンガーZと、グレートマジンガーの続編として作られた映画です。2000年代から製作会社の東映は、昭和に作った名作アニメをリメイクし映画化しています。
アニメ後の主人公たちの未来が描かれ、兜甲児(かぶとこうじ)が大人になってからの話です。
これまで何回もマジンガーZ関連の映像化がされているものの、最初から作り直しが多く、違和感がありました。
しかし、やっときた正統派の劇場版 マジンガーZ / INFINITYは、最新技術によって映像がとてもきれいなうえ、動きも滑らかでした。
蘇ったドクターヘル率いる敵の機械獣軍団がパワーアップされ、たくさん登場していました。
マジンガーZより強いはずのグレートマジンガーがアメリカ軍の配下になり、許可がなければ全ての武器が使えなかったところが面白かったです。武器が使えなかったため、機械獣たちに負けてしまったグレートマジンガーは、後半悪用されてしまいました。
小学生だった兜甲児の弟、シローが成長し、量産型のマジンガーに乗って活躍する姿があったり、剣鉄也(つるぎてつや)と炎ジュン(ほのおじゅん)が結婚して子どもができそうだったり、時間の経過がわかるようになっていました。
見どころは、単独でマジンガーZが勝つことができるかどうかです。