天才高校生による恋愛頭脳戦~彼らは運命の相手ではない~
この『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』は現代日本に近い世界(パラレルワールド)の学園が舞台となるラブコメ作品です。
主人公の二人である”白銀御幸”と”四宮かぐや”は、世間では天才と言われる人間であり両者ともにモテる人間です。
そのため、互いが「相手は自分に惚れているから告られる待つ」というスタンスで半年経過したところから始まります。
半年の間、相手から告白されなかったことで「相手に告白させる」「相手に自分が好きだと言わせる」という事を目的とした高度な恋愛頭脳戦を繰り広げます。
四宮かぐやは日本の4大財閥の長女であり、生まれた時から天才と言われ、幼少期から厳しく育てられた万能型の天才。
白銀御幸は生徒会長であり、全国模試でトップクラスの成績を維持する努力型の天才。
彼らの周囲には、彼らと同等以上の天才や各分野の頂点ともいえる人間が数多く存在します。
主人公の二人は自分と同等以上の相手、そして周囲の人間達と高度な頭脳戦を繰り広げます。
高度な頭脳戦を行う中で天才たちの欠点や弱さを目の当たりにした主人公達は自分が持つ”弱さ”と対峙することになります。
弱さと対峙した際、白銀は弱さを独りで克服しようと、四宮は弱さを拒絶します。
しかし独りでは克服できない時、逃げることができない状況に陥った時に本当の自分と対峙することとなります。
互いに恋をした理由と弱さへの回答。
告白をして恋人同士となった時、両者に『運命の人』が現れます。
決して交わることのなかった二人は逃れられない運命に抗うことは出来るのでしょうか。
これは天才に恋した凡人と平凡に憧れた天才による運命に抗う物語です。