王道ヒーロー漫画でありながら、個性的な魅力があるヒロアカとは?
全世界の8割の人間が「個性」という特異体質を持つ世界で、無個性である主人公「緑谷 出久」(みどりや いずく)は、スーパーヒーローに憧れて、いつか自分も、ヒーローになる日を夢見ています。
そんな彼が一番憧れているのは、平和の象徴と称される「オールマイト」。彼のようになりたいと、努力する姿、幼馴染と切削琢磨し、成長していく姿は、王道ヒーロー漫画でありながらも、「よくある漫画ですよね?」では、語り尽くせない魅力がございます。
まずは、数多くの個性。爆破、氷、電気等、十人十色の個性が特徴的で面白く、その個性を使った戦闘シーンは、臨場感があり、目が離せなくなります。
この戦闘シーンも、擬音が多く使われており、「BOOOM」などの英語表記が多く、アメコミ感があって、新鮮で楽しいです。
また、ヒーロー漫画では欠かせないのが、圧倒的な強さを持つ敵(ヴィラン)です。敵ではありますが、こちらも魅力的な個性とキャラクター達が多く、彼等の過去や、「何故ヴィランになったのか?」まで描かれている事もあり、完全に嫌いにれなないという方も多いでしょう。
この漫画は、圧倒的に強いヒーローを描くのではなく、ヒーローになりたい学生が、大きな壁や強敵とぶつかる事で、立派なヒーローになっていくという作品です。
主人公である無個性の「緑谷 出久」だけでは無く、素晴らしい魅力を持ったキャラクター達の成長も楽しめる作品となっております。