今までのシンデレラとは違う、前向きにしてくれる作品
Amazonprimeで9/10配信スタートのAmazonオリジナル映画です。
有名なおとぎ話『シンデレラ』を、ピッチパーフェクトで人気を博した脚本家のケイ・キャノンが現代アレンジを加えたミュージカル実写映画です。
シンデレラといえばティズニーのイメージがありますが、こちらは全くの別物です。
ポップスを多く扱った本作はピッチパーフェクトを彷彿とさせます。
ガールズグループのフィフスハーモニーとしてデビューし、現在はソロ活動をしているカミラ・カベロが主演を務め、継母役としてアナと雪の女王で主題となるLet it goを歌ったイディナメンゼルが出演します。そして驚きなのが、女性のイメージが強いゴットマザーをLGBTQのアイコンとしても知られるビリー・ポーターが演じているのです。
この配役を見ただけでも、音楽への期待度は高い作品ですが、実際に見ても音楽のクオリティーがとても高い作品です。オリジナルソングだけでなく、QUEENのSomebody to loveやジョージ・ハリスンのLiving in the Material Woldなど誰もがどこかで聞いたことある曲が使用されていてとても親近感が湧きます。
出演する俳優陣も魅力的でいろんな表情を楽しむことができ、有名なシンデレラのストーリーとは少し違った女性の自律や夢、結婚とは?といった主題が使われ、音楽とマッチして明るい気持ちにさせるような映画になっています。
あっという間の1時間52分、新しいシンデレラを是非音楽とともに楽しんでください。