今までのガンダムとは違う世界観が面白いです。
今作より前のガンダムシリーズは、国による戦争がメインのお話でしたが、「水星の魔女」は企業間の抗争がきっかけとなる戦争のお話となります。
従来のガンダム以上に人間味があふれる作品になっているかと思います。
主人公であるスレッタや、その仲間たちに襲い来る困難に、何度もハラハラドキドキさせられました。
少女たちがそれぞれに想いを抱きながらも、色んな決断をしながら困難に立ち向かっていく姿には毎回感動します。
学園ものと思いきや、戦闘シーンは従来と変わらず激しく、誰かが亡くなることもあり、シーンの1つ1つに感情を揺さぶられる内容となっています。
楽曲もアニメの雰囲気を更に盛り上げてくれていて、最初は違和感を抱いていたのですが何度も視聴するうちに映像とのバランスが素晴らしいことに気づきました。
また、エンディングのアニメーションが意味深で何かの伏線のように見えます。素敵で見ごたえのある映像です。
ガンダムシリーズを見たことがない方や、興味を持たれたことがない方も、見ごたえを感じるアニメとなっているかと思います。
2シーズンとなっているため全話を見るにはそこそこの時間が必要となるかと思いますが、ぜひ1度は見ていただきたいアニメです。