目黒蓮を愛でる実写映画
漫画原作の映画です。
漫画ファンの方の意見は分かりませんが原作読まずに映画に行った者です。
番宣が多かったので内容が気になり観に行きました。
中だるみもなく、普段は中盤でトイレに行きたくなるタイプなのですが、集中して観ていたのでトイレのことを忘れるくらいでした。
あらすじはよくありそうな政略結婚や悪い姉妹と継母、両家の対立、派閥の争いの話。
とは言っても普通の世界の物語ではなく、架空の世界が舞台の異形という特殊能力を持った人の話です。
「異形って何?」というところから入るので理解するために序盤から集中です。
その前に、まず、主演の目黒蓮さんが高身長で美しいです。衣装もどれもこれもかっこいいんです。
銀色の髪が似合うのかとドキドキしていましたが、違う意味でドキドキきゅんとさせられました。
目の動きで感情を表現されるのが上手な役者さんのようで全ての表情に引き込まれます。
声も優しかったり冷たかったり厳しかったりの表現が素晴らしいと思いました。
今田美桜さんもたまに拝見する役は気の強い役だったりしていたので、儚げな役が似合うのかと思っていましたがとても可憐で応援したくなるような、でもちょっと自分を否定的に見ているのでもどかしいようなそんな女性を好演していました。
架空の世界なので、CGもたくさん使われており面白いです。
CGが素晴らしくわざとらしくなく最後まで見入ってしまいました。
異形でお風呂を沸かす清霞、素敵です。
清霞の上に立つ立場の苦しさの表情、そして本編の見せ場の殺陣がみなかっこよく、怖かったです。
周りを取り巻くベテラン勢もさすがでした。
優しいゆり江さんの温かさにホッとしました。
欲を言えばもう少し清霞と美世のラブなシーンも欲しかったです。