今までにないアニメです。
特殊能力を持った人「NEXT」が人々の平和を守るためにヒーローとして戦うのですが、そのヒーロー達は企業に所属する会社員で、その活躍を「ヒーローTV」というテレビ番組で放送されます。その活躍に応じてヒーローポイントが加算されて、1年に一度「キング・オブ・ヒーロー」が決まります。
『バンダイ』や『ソフトバンク』といった、実際に存在する企業のスポンサーロゴを付けてアニメの中を活躍する為、アニメそのものがCMと言ってもいいです。
主人公は、ベテランヒーローである鏑木・T・虎徹こと、ワイルドタイガーと新人ヒーローであるバーナビー・ブルックスJr.の2人で、この2人が初のバディヒーローとして活躍するお話です。共に5分間だけ身体能力が100倍になる「ハンドレッドパワー」(5ミニッツ100倍パワー)のNEXT能力の持ち主です。
「人助けのためなら物を壊しても構わない」という虎徹さん、「いかに活躍してポイントを稼ぎ目立つか」というバーナビー。考え方がまるで正反対の2人はぶつかり合うのですが、回を重ねていくごとにそれぞれの過去や思いを知り、互いに認め合って最高のバディヒーローになっていきます。ですが、物語はそこでは終わらず、虎徹さんにある変化が訪れます。それがNEXT能力の減退です。5分発動できるはずに時間が徐々に時間が短くなっていき、最終的には1分しか能力を発動出来なくなってしまいます。能力の減退にこのままヒーローを続けていくのか、虎徹さんは思い悩み、ヒーローを引退することを決意するにですが、最終的には「1人くらいカッコ悪いヒーローがいたっていいじゃないか」と思い直し、生涯現役ヒーローとして活躍することを決意します。
相棒であるバーナビーは、4歳の頃に両親を殺された為、その犯人を見つけ復讐することだけを糧にずっと生きてきてました。他のヒーロー達は、本名と顔は出していない(女子メンバーはしているが)のですが、彼が実名と顔出ししているのは、それが理由です。
そんな彼も虎徹さん達と関わっていくうちに「ヒーローとは何か?」と復讐以外に生き方について考え、成長していきます。
その他のにも6人にヒーローがおり、6人も様々な悩みを抱えてヒーローをしていますが、彼らもバディ達との関わりによって成長していきます。
観れば、あなたの推しヒーローが必ず1人は見つかるはずです。ここでは、このアニメの魅力を全て書き出すことはできませんので、少しでも気になった方は是非観てください。