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デクが見る世界とは
主人公は、個性を持たない無個性のデクである。無個性であるデクは大きな夢を持っていた。それは、ヒーローになることだった。様々な人の個性をノートに書くほど熱心だが、無個性であるデクは、憧れのヒーローから無個性だとヒーローになれないと断言されてしまう。しかし無個性ながらも悪党に捕まった爆轟を救いに行ったデクの姿を見たオールマイトは、デクに、ワン・フォー・オールを与えたのである。ついに、デクに個性が宿り、個性持ちのデクの人生が始まるのであった。
そして世界の平和のために仲間と協力して色んな悪党と戦いにいく。
デクの能力と身体はとても相性が悪い。なぜなら、ワン・フォー・オールの力はとても大きくてデクの体では扱いにくい上、その力を使った場合、敵には大きなダメージを与えられるが、その反動によって手や足が折れたりしてしまうのである。無理にその力を使い続けたら、体が壊れてしまい、2度と治ることはないと言われるくらいである。デクは、試行錯誤しながら、その力を少しずつ扱うようにヒーロー学校で鍛えている。
デクたちは、次々と襲い来る強敵に立ち向かって、仲間たちの絆を深め世界の平和を守る。