僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia

僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia

『僕のヒーローアカデミア』とは、堀越耕平が『週刊少年ジャンプ』で連載している漫画、及びそれらを原作とするアニメ、ゲーム作品。舞台は多くの人が超常能力「個性」を持つことが当たり前の世界。そこでは個性を悪用する敵(ヴィラン)を取り締まる「ヒーロー」が憧れの存在となっていた。ヒーローを夢見る少年、緑谷出久は何の能力を持たない「無個性」だった。これは出久が「最高のヒーロー」になるまでの物語である。

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僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia
8

130話「ダビダンス」の感想

死柄木を目指して移動してきたギガントマキアが、敵連合(ヴィラン)を乗せて戦場に到着します。ギガントマキアの背中から姿を現した荼毘がエンデヴァーとショート、世間にむけて衝撃的な事実を告げました。

「さァ一緒に堕ちよう轟炎司!地獄(こっち)で息子(おれ)と踊ろうぜ!なぁ、お父さん!」

ヴィラン連合・荼毘が轟家の長男・轟燈矢であることが明かされる回で、ヒロアカ史上最も衝撃的といっても過言ではないドメスティックな告発です。また焼け死んでしまったと思っていた燈矢が生きていたという事実と、燈矢がヴィラン連合の連続殺人犯・荼毘と同一人物だという事実を受け止めきれずに打ちひしがれるエンデヴァー。そこに畳み掛けるようにエンデヴァーと同じ技、赫灼熱拳(かくしゃくねっけん)・プロミネンスバーンで荼毘がエンデヴァーとショートを殺そうとするところにベストジーニストが乱入し、荼毘の攻撃は不発に終わるというシーンで130話「ダビダンス」は終了します。
この荼毘の告発からベストジーニストが登場するまでのシーンはダビ“ダンス”というタイトルにぴったりのテンポ感であっという間に30分が終わってしまいます。ヒロアカは途中から見始めたとしても、後々「1話から見たい!」と思える作品です。特にこの回は是非轟家の過去を知ってからみて頂くことをおすすめします。轟家については2期20話「全てを持って生まれた男の子」、第2期24話「轟焦凍:オリジン」、第26話「轟vs爆豪」、第5期105話「地獄の轟くん家」で描かれています。