バスケに打ち込む姿に超感動する
大ヒットマンガ『SLAM DUNK』はアニメ放送され、映画化もされました。しかし、それまではバスケ漫画は流行らないと言われていたようです。バスケはまだメジャーなスポーツではなかったからです。
そんな時代をものともせずに生まれたのが『SLAM DUNK』でした。不良少年が不埒な動機でバスケを始め、どんどん成長していくという王道ストーリーです。私はリアルタイムで『SLAM DUNK』を読んでいた世代ですが、王道のなかに感動がたくさん詰まっているのが大好きでした。
思えば「諦めたら、そこで試合終了」など、スラムダンクから生まれた名言はたくさんあり、今でも語り継がれています。そんな名言量産機の『SLAM DUNK』は、涙なしに見れませんでした。
私が一番好きなのは、クライマックスの山王戦です。最強の山王を相手に、湘北が勝つなんて誰も思っていません。しかし湘北は「打倒山王」と最後まで諦めず、食らいつき、勝利を手にしました。その勝利までのわずか数秒は、もう涙でマンガが読めなくなるぐらいでした。日本一長い数秒だと思います。
最強山王に勝ちながらも、全国制覇が叶わなかった湘北。そんな厳しい世界がまた良かったです!高校バスケに全青春を捧げた高校生たちがかっこ良すぎでした。