野球バカの物語
『MAJOR』は野球アニメだが、ただの野球アニメでは無い。スポーツアニメは大体スポーツ経験者しか見ない傾向があるか、このアニメは違う。初心者の人程、ハマるアニメだ。
内容は野球初心者の人にもめちゃくちゃ分かりやすい内容で、何より見ててスカッとする。
主人公の吾郎は生まれながらにして天才だ。運動能力がずば抜けており、幼少期から目立ってきた人物だ。吾郎は野球の天才で優れているが、真に注目すべきは彼の性格だ。吾郎は自信家でよく大口を叩く。色んな人から批判されようが、結果を出してみんなを黙らせる。これがスカッとして、心を奪われるのだ。
そして、吾郎は何より野球が大好きだ。野球しか頭にないと言っても過言では無い。
吾郎の父親はプロ野球選手だ。だから、小さい時から野球に触れており、野球しかやっていない。吾郎の野球に対する熱意は異常で、肩を壊すまで試合で投げ続け、足を骨折したにも関わらず試合に出て、ぶっ倒れるまで投げる。右肩を壊し、投球が出来なくなっても、左投げに変更してピッチャーに復帰する。
好きな野球の為なら、何だってする姿勢に視聴者も魅了されてしまうのだろう。このアニメを見ると、好きな事をやる大切さや、青春時代に何かを夢中になってやる素晴らしさを痛感する。野球の事が知らない人がみても面白いアニメなので、是非見てほしい。