久保さんは僕を許さない

久保さんは僕を許さない

『久保さんは僕を許さない』は、雪森寧々による漫画作品。集英社の連載権争奪企画、シンマンGP2019にて連載権を獲得し、『週刊ヤングジャンプ』誌上で2019年より連載がスタートした。「僕」には「モブ」とルビが振られている。主人公・白石純太はとにかく影が薄く、存在感ゼロ。そんな彼に興味津々なヒロイン・久保渚咲との甘酸っぱいやり取りが魅力の“ラブコメディ2歩手前の思春期スイートコメディ”。
2021年1月時点で単行本は7巻まで出ており、累計発行部数は100万部を突破するなど、注目を浴びている。

osiriのレビュー・評価・感想

久保さんは僕を許さない
8

徐々に進展がある恋愛漫画

「久保さんは僕を許さない」は、モブのような主人公と美少女ヒロインの恋愛漫画なのですが、話が進んでいくごとに、主人公とヒロインの関係が徐々に親しくなっていき、次の話をワクワクと期待するような漫画になっています。
全144話の作品となっており、あっという間に読み終わってしまいました。
主人公とヒロイン以外にも、友人や家族などが登場していて、非常にほのぼのしています。久保さんの主人公に対するイタズラや、主人公は久保さん以外には気づかれにくいなどの面白要素も含まれており、特に元気のない時や気分が落ちているときに読むことをオススメします。
恋愛漫画特有のドキドキシーンがたくさんあり、漫画の世界観に浸れるので、個人的には恋愛漫画の中でもトップクラスで良い作品だと思っています。
漫画の表紙の絵も可愛く描かれており、時々イラストがたくさん描かれている場面があって飽きないように工夫されていると思いました。
「久保さんは僕を許さない」はアニメ化もされています。漫画を読んでからアニメを見ると楽しみなシーンなどがいつ来るかわかるのでお勧めです。1つ1つの話が短めなので、電車の移動時間にでも気軽に読めます。是非読んでみて下さい。