最初からずっと伏線だらけ
普段漫画を全巻買うことが滅多にないのですが、「進撃の巨人」は面白く、全巻購入しました。
漫画はアニメには描かれていない細かい所まで描写されています。また、アニメでは本編中ずっとシリアスなので、見逃していた「諫山先生ギャグ」を漫画で発見することが出来てめちゃくちゃ嬉しかったです。
漫画は最初からずっと伏線だらけで、何度も何度も他の巻に戻り「こういうことだったのか」という伏線を回収するのも面白かったです。
人間の生にしがみつく様、生と死をこんなに恐ろしく、でも現実的に描いている作品は初めてでした。最初アニメを見た時は血などが飛び交うシーンが多く、苦手意識がありましたが、見ていくうちに、人間の汚い部分や、意地悪な部分って誰にでもあるよねと思い、とても興味津々で読んでました。
最終的にはエレンが黒幕でしたが、エレンはエレンなりのミカサやアルミン、他の104期生の仲間に対して強い思いがあったから、ああいう風になってしまったのかなと思います。
人生は選択肢だらけという言葉がありますが、この「進撃の巨人」はまさにその通りだなと心から思う作品でした。アニメを見た方も見てない方も是非「進撃の巨人」を読んで欲しいです。