世代を問わず圧倒的な支持を得る、文字通り国民的大スター
「国民的スター」と呼ばれる条件が、仮に曲やアーティスト自体の幅広い知名度であるとするならば、嵐は間違いなく「国民的スター」と呼ばれるにふさわしいアーティストなのではないだろうか。発表される楽曲や開催されるコンサートは、そのどれもが老若男女問わず楽しめるコンテンツとして研磨されている。
嵐が出している楽曲の魅力は、その多様性にある。
例えば、四季を感じられる楽曲やパッケージの作り方。夏には疾走感のや清涼感のある楽曲(「HAPPINESS」や「夏疾風」など)、冬にはバラード調のしっとりした楽曲(「DEAR SNOW」や「果てない空」など)といったように、その時その時で受け入れやすい楽曲になっている。
楽曲のタイプも同様のことが言える。応援ソングからウェディングソングなど様々で、まさにどんなシーンにも適応する楽曲が揃っている。
コンサートはどうか。
嵐のコンサート演出は、専門スタッフだけではなくメンバーが深く携わっているそうだ。ドームや国立競技場のような席数の多いコンサート会場では、どうしたらメインステージから離れたお客さんが楽しめるのか、どうしたらお客さん全員が同じ満足度で楽しむことができるのか。
その工夫は、素人目にも強く伝わってくるコンサートになっている。
嵐のコンサートチケットは著しく倍率が高いと言われているが、直接の来場が叶わなかったファンへのコンテンツとしてDVDなども都度発売されている。
ぜひ、手に取ってみてはいかがだろうか。