バーレスク / Burlesque

バーレスク / Burlesque

『バーレスク』とは、2010年に公開されたアメリカのミュージカルドラマ映画である。監督はスティーブン・アンティンで、主演はクリスティーナ・アギレラが務めた。ロサンゼルスのストリップクラブである「バーレスク」を舞台に、物語が展開されていく。バーレスクでは女性達が様々なショーを行なっている。片田舎で育った主人公アリは、歌手になる夢を追いながらロサンゼルスへと向かい、その後バーレスクの舞台で才能を発揮し、スターダムを目指す。

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バーレスク / Burlesque
10

最高にセクシーなエンターテインメント

バーレスクは2010年に公開されたスティーヴン・アンティン監督作、クリスティーナ・アギレラ初主演のミュージカル映画です。
片田舎を離れ、歌手になる夢を追いかけてロサンゼルスに来たアリは、テスが経営するバーレスク・ラウンジというセクシーなダンサーたちがゴージャスなショーを繰り広げている大人のためのエンタテイメントクラブを見つけます。自分が思い描いていた憧れの世界に出会ったアリは、バーレスクでアルバイトを始めます。やがてアリの抜群の歌唱力と突出したダンスの才能が話題となり、クラブは大盛況を極めていきます。
見どころは、なんと言ってもアリ役のクリスティーナ・アギレラの圧巻の歌とダンスです。鳥肌が立つような力強さとうっとりと聴き惚れてしまうセクシーさを併せ持つ歌声は、映画館で聴いたら最後スタンディング・オベーションしてしまいたくなるくらいです。またナイトクラブと言うだけあってダンスもとってもセクシーでゴージャスです。曲により衣装や髪型が変わるのも観ていて楽しいポイントの一つです。経営者のテス役のシェールも約束された歌唱力で観客を魅了し引き込みます。アギレラに比べ歌う曲数が少ないのがちょっと残念なくらいです。
また、物語も王道のシンデレラストーリーであり、苦難を乗り越え成功していく姿に胸がスカッとする爽快感があります。アリの仕事に恋に友情に悩む姿は多くの女性に共感を得られるでしょう。他のキャスト達もそれぞれ個性的で魅力にあふれていてきっと共感出来るキャラが見つかります。
バーレスクは他のミュージカル作品とは少し毛色が違い、会話の途中から急に役者が歌い出すという事がありません。キャラの心情に添いつつもあくまでクラブのステージ上での歌なので、今までのミュージカル映画が苦手な人も違和感無く鑑賞出来ると思います。
仕事で疲れた時や恋に悩み落ち込んだ時、天真爛漫なアリに勇気がもらえ、歌とダンスで元気がもらえるバーレスクは、女性に特にオススメの映画です。