東京BABYLON / 東バビ / Tokyo Babylon

東京BABYLON / 東バビ / Tokyo Babylon

『東京BABYLON』とは、CLAMPの漫画及び漫画を原作としたアニメ。伝奇ファンタジー作品でありながら、人々の悩みや孤独をリアルに描き出した社会派作品とも評される。1980年代を彷彿とさせる東京が舞台。そこで起こる怪奇現象に優しい心の持ち主である皇昴流が自らも傷つきながら陰陽術を使って立ち向かっていくストーリーでとなっている。主要人物としては他に昴流の双子の姉である北都と昴流に想いを寄せている獣医の桜塚星史郎がおり、この三人の行きつく悲劇的な結末は衝撃的なものである。

kのレビュー・評価・感想

東京BABYLON / 東バビ / Tokyo Babylon
10

CLAMP作品1番のおすすめ

カードキャプターさくらや、ツバサクロニクルなどで有名なCLAMPの作品の1つです。
1990年代を舞台に、陰陽師の皇昴流と、その双子の妹・北都、皇の陰陽師と敵対する暗殺集団の桜塚星史郎の相容れない3人が東京を舞台に活躍するファンタジー作品です。
「人を信じる事の大切さ」を感じることのできる作品だと思います。

桜塚星史郎の優しい笑顔の下に隠れてる悲しい、黒い感情、皇昴流の純白無垢の性格からの変化、皇北都の芯の通った自分らしく生きること
この3人の生き方がかっこよくて、見守りたくなります。
作品自体は古いのですが、話の内容は全世代の人にみてほしいです。
実際私も10代、20代になっても見る度に受け取る感情が違います。

この作品はこれだけでは完結しません。
皇昴流と桜塚星史郎の完結は別の「X」という漫画で続いてます。
CLAMP作品は作品を超えて作品が繋がってるので、全作品読みたくなります。
実際他作品のツバサクロニクルには、今まで登場したキャラクターが、別次元にいる魂は同じだが別の存在として登場します。
これもCLAMP作品の楽しさなので、ぜひ気になる作品からよんでいってほしいです。

人生で大切なものとは何か、人を信じる事、作品で感じたいと思った人はぜひ読んでみて下さい。