GANTZの魅力
ある日、高校生の玄野計は幼馴染である加藤勝と駅のホームで再会しますが、交通事故に巻き込まれて死んでしまいます。目が覚めると、そこはマンションの一室でした。部屋には大きな黒い球があり、その黒い球に表示された「ネギ星人を倒してください」という文字。その瞬間、部屋にいた人間たちが次々と部屋の外へと転送されていきます。外に出るとこの世のものとは思えないような未確認生命体の姿がそこにはありました。それらの生物たちは非常に残虐性が高く、主人公である玄野達を攻撃するのでした。転送される際に部屋からもってきた武器を使いなんとか危機を逃れ、最初の部屋へと戻ることができた玄野達。そこで黒い球による「さいてん」が始まり一人ずつ点数が与えられるのでした。点数を100点集めればこのゲームから解放されると知った主人公たちは点数を稼ごうとします。この漫画の魅力は何といっても戦闘シーンです。このゲームでは死んだ人は二度と生き返ることはできず、そのスリルがたまりません。武器を持ってくるのを忘れてしまうなどいろいろなハプニングがあり、主人公たちは何度も死にそうになり、実際に死人も出てしまいます。物語の構成の仕方がうまく、予想できない展開となっており、ハラハラドキドキする作品です。ぜひ読んでみてください。