一子相伝
北斗神拳という暗殺拳を受け継いだ男の物語で、たくさんの強敵と戦っていきます。北斗神拳は一子相伝でたった一人しか伝承できません。伝承者争いに敗れた者は、時には殺され、時には記憶を奪われ、時には拳を砕かれ神拳を使えなくされます。時代設定は199x年。地球は核の炎に包まれ、あらゆる生命体が絶滅したかに見えたが、人類は死滅していませんでした。無法地帯となった地球で救世主と呼ばれた胸に七つの傷をもつ男、北斗神拳伝承者ケンシロウを軸に悪党どもを倒していきます。ケンシロウの他にも強烈なキャラクター達がたくさん登場して、物語を面白くしてくれています。なかには死んでほしくないキャラクターもたくさんいます。たくさんの主要キャラ達の死によってケンシロウは強くなり成長して、北斗神拳究極奥義、無想転生を使いこなせるようになり、偉大なる北斗の長兄、ラオウと戦います。そして最愛の女性ユリアと共にどこかへ旅立っていきます。ラオウとの激闘から数年が経過して、また悪党がのさばり始めます。それはケンシロウが死んだとされていたからです。もちろん死んでいません。ここからまたたくさんの強敵たちが出てきてケンシロウの戦いが始まります。涙あり、愛ありのいい漫画です。